CPUのバグ、深刻度はいかほどか

2007-07-05 14:04:27 | | このエントリーを含むはてなブックマーク | Tag: cpu linux ハードウェア 記事

CPU にもバグがあるらしい。もちろん CPU のアーキテクチャに依るのだろうけど、Intel では内部にあるマイクロコードを書き換えるという形で修正するらしい。

問題のバグのフィックスは、プロセッサのマイクロコードの形で提供されている。(最近知ったのだが)このCPUマイクロコードのアップデートは実行時にロードできるが、それは持続しないということが分かっている。これを適用する一般的な方法は、ブート時にBIOSで適用するというものだ。従ってCPU アップデートはBIOSフラッシュアップデートとして提供できる。

ITmedia エンタープライズ:CPUのバグ、深刻度はいかほどか

x86 アーキテクチャは、複雑な命令が可能な w:CISC 命令をロードするが、実際にはシンプルな命令の w:RISC 命令に変換して実行している。CISC 命令だけだとメモリからの転送時間を省くことは出来るが、個々の命令に対する処理時間が違い、処理速度を向上させることが出来ない。一方の RISC 命令はシンプルなので、多段のパイプライン処理をしても処理時間に大きな違いはなく、高速化はしやすい。そのため、命令自体は CISC 命令で記述し、CPU 内部で RISC 命令へ変換、パイプライン処理をしている。この変換に用いるものがマイクロコードだ。

このようなパッチを書くのは、Microsoftのような企業が単独でやれることではない。マイクロコードは普通のコードとは違う。プロセッサのバージョンあるいはステッピングによって変わる傾向がある。MicrosoftはIntelからさまざまなアップデートを受け取り、それを1つのプログラムにパッケージ化したのだろう。例えば、Appleなどから同様のアップデートが提供されることも考えられるが、デ・ラット氏は、「IntelはBIOSベンダーと大手OSメーカーに詳細なフィックスを提供しているだけだ。オープンソースOSはおおむね蚊帳の外に置かれている」と述べている(同氏はそれを知っているはずだ)。

ITmedia エンタープライズ:CPUのバグ、深刻度はいかほどか

つまり、CPU にバグがあると OS のバグフィックスとして提供されるため、Linux を初めとするオープンソース OS では修正が出来ない。もしバグによって容易に特権モードへ昇格できることがあると、Linux でサービスをしているサーバはどうなるのだろうか?

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