漸くですな、という感じ。
日本では、携帯事業者が販売代理店に1台あたり4万円程度の販売奨励金を払うことで、消費者への端末価格を引き下げており“1円端末”なども登場している。奨励金は毎月の通信料に上乗せして回収されている。このため、携帯端末と通信回線がセットになっている現状が崩れれば、携帯端末の値上がりから販売台数低下という局面を招きかねず、販売代理店も影響を受ける。
しかし、市場が飽和状態に達し、携帯業界が次の段階に入らなければならないと判断した総務省は、販売奨励金への資本投下ではなく、通信料値下げやサービス競争、新規事業者による業界活性化を目指す方向性を強く打ち出している。
携帯の“カギ”解除 市場活性化へ検討 総務省|IT|経済|Sankei WEB
日本では端末が 4 半期ごとに新しく販売されている。これには新しい付加サービス(ドコモなら Push Talk など)のハードウェア的置き換えの意もあるのだろうけど、販売奨励金を出したとしても端末の価格は 1-2 万円と高額だったりする(ドコモの端末売り始め時)。そのうえ、一定期間利用していると電話帳などのデータが蓄積し、端末を交換するのが億劫になってしまう(特に音楽サービス利用者の音楽データは移動が出来なかったりするので尚更)。
というわけで SIM ロックを解除しなさい、という総務省の考え。SIM ロックの解除に関しては分割支払いの済んだソフトバンク端末では検討するというので話題になった。この時焦ったと言われているのは、ソフトバンクと同じ仕様を用いているドコモ。
けどどうなるんでしょうね……。とりあえず夏頃、再チェックですね。
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by 剛 at 2007-01-22 01:55:53
日本だと大して意味がない気がする。SIMフリーにしたところで、ハードウェアとネットワークの関係でけっきょく同じキャリア内でしか使えないんじゃないかな?
両方のサービスができるように端末メーカーがソフトで対応することもできるだろうけど…それこそ無駄なコストだろうな。
欧米の電話、SMS、WAPの互換性がなせる技だよ。そこに戻るにはpush型のemailから、音楽サービス、GPS、imode、ezweb、ソフトバンクの(知らない)、ラジオとかを切り捨てることになりかねない。
欧米が端末メーカが主導なのにたいして、日本はキャリアが中心となって携帯のサービスが導入されるからね。それもあって日本の携帯は他国と比べて異常な速度でサービスを展開できてきたから、それはそれで評価したいと思う。だけど、この状態ではSIMフリーでも、けっきょくキャリアへの依存度はほとんど変わらないし、料金面への影響もないだろうな。
by Ryosuke SEKIDO at 2007-01-30 00:59:52
たしかに日本はキャリア主導で端末販売・普及を行っているが、SIM ロックを解除することで容易に回線を切換えることが出来るのは、良いことであると思う。
例えば、音声通話を中心に利用しているなら通話の切れにくくて通話料の安い DoCoMo を利用し、携帯インターネットを中心に利用する場合はパケット定額制が利用できリスモサービスが提供されている au を利用する。このように状況に応じて回線を使い分けることが、一つの端末で可能になる。
指摘があるとおり、現在は MNP が運用されているため端末がキャリア依存している部分が大きくなっている。しかし今後、SIM ロックが廃止される方向でまとまるならどのキャリアも共通したサービス(通話、携帯インターネット、音楽配信など)をある程度提供したうえで、料金設定の差異だけになると思う。利用者にとって端末を交換する(即ち電話帳などのデータを移動する)ことなく、キャリア移動が出来るメリットは MNP 以上に大きいと考えている。
by 剛 at 2007-02-02 21:16:47
うーむ、どうしても俺はキャリア同士で協調するか懐疑的だな…。docomoは自分が世界に広めてきた立場上imodeを捨ててwapに移るわけにはいかないだろうし、ソフトバンクはボーダフォン時代に築き上げた国内キャリアで世界(SMS/wapとか)に一番近い状態を手放すとは思えない。そもそも通信方式が違うauは論外だしね。それぞれfmcやvoipに向けた思惑もあるだろうから、上手く行くかどうか…。
まぁ、ユーザーとしてはSIMロックの廃止になれば、いいことではあるだろうけど…。そんな機能を使いこなす人は少ないような気がするなぁ。
SIMロックが日本で効果を及ぼすとしたら3、4年とか長期で見ていかないと無理じゃないかな。新規参入のキャリアの加わり方によっては別かな?